テレビのバラエティー番組で欠かすことのできないのが“ママタレ”ことママタレント枠。女優やアイドル、女芸人ら、ママタレ界の勢力分布図に最近、大きな変化が見られるようになったというのだ。
 「将来の大物ママタレになることが確実視される2人の参入です。かつて四天王と言われた木下優樹菜(30)、辻希美(30)、小倉優子(34)、藤本美貴(33)らは、戦々恐々としていますよ」(芸能プロ関係者)

 そんな既存のママタレらを不安にさせているのが先頃、“おめでた”を公表した佐々木希(30)と仲間由紀恵(38)の2人だ。
 「ご存知、佐々木は人気お笑いコンビ『アンジャッシュ』渡部建の妻。一方の仲間は個性派俳優、田中哲司の妻。どう考えても勝てませんよね」(放送作家)

 芸能人がママタレ・ブランドに固執する理由は簡単だ。これまでの芸能人キャリアに“ママ”という代名詞が付くだけで、タレント価値がン億円にも高騰する例が後を絶たないのだ。
 「“ママタレ”は視聴率を持っているため、各局が争奪戦を展開する事態になっているんです。特にオイシイと言われているのがCM。イメージがいいですから、少しでも名前があれば引っ張りだこ。他にも、子供服や玩具、絵本など、出版界からの依頼やタイアップのオファーが引きも切らないんです」(芸能プロ関係者)

 中でも、ママタレにとって、最も大事にしているのがブログだという。
 「ずばり、広告収入が入ってくるんです。お弁当や自分が日頃感じたことを拙いながらも文章にすれば、それだけで読んでもらえる。数十万単位で伸びれば、ひと月、数百万円の収入になるんです」(芸能事情通)

 こうしたママタレ事業に、ことのほか熱心だと言われているのが佐々木だ。
 「渡部の影響です。マタニティー服やシューズなどを自分でデザインしているようです。絵本も書き溜めているようですよ」(同)

 一方の仲間といえば、妊娠・出産に関する手記を準備しているという。
 「なかなか赤ちゃんを授かることができなかった苦労や、妊娠に対する自分の考えなどを赤裸々に書き綴るというんです。出版されればベストセラーは間違いないでしょう」(同)

 今回、ママタレになることで、想定される佐々木と仲間の年収だが…。
 「佐々木は現在の2000万円プラス5000万円〜。仲間は4000万円プラス7000万円〜。といったところじゃないですか。やはり、CMや自分のプロデュースするグッズの売り上げが左右するようです」(大手広告代理店幹部)

 雨後の筍のようにママタレを標榜する芸能人が続出するわけだ。

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