00013倍理論 ★
2018/03/21(水) 22:14:28.17ID:CAP_USER9開幕3連勝を達成し、幸先の良いスタートダッシュを切った広島は、4節終了時点で勝点10の2位につけている。4節の磐田戦はスコアレスドローに終わり連勝が止まったものの、チームの実力を測るうえで「良い薬になった」と城福浩監督は振り返る。
「焦れるような試合で、勝点ゼロに終わる可能性はあった。相手も失点したくないので、守備にエネルギーをかけていた。それでも、あれぐらいのプレッシャーのなかで、(相手を)剥がしていける(攻撃の)質を持たないと。どのチームに対しても勝点3を獲るには、まだまだ謙虚に質を上げなければダメ。
ビルドアップだけではなく、中盤が前を向いた時の(前線の)動き出し、その動き出しのなかで(中盤が)誰を選択するか、フィニッシュのコントロールの精度とか。個人が自覚をして上げる能力と、チームとしてボールがもっと自然に回るところはやっていかなければいけない。この試合を良い経験にしなければ」
指揮官は攻撃力への危機感と改善を述べつつも、あくまで「今までやってきたことを、否定するリセットの仕方はしたくない」。つまり、リーグでわずか1失点の守備は継続すると言う。
「(今日の試合でも)アダイウトンにシュートを2本か3本か打たれたが、決定的な仕事をさせる余裕は与えなかった。それはチームとして4試合で失点1に抑えられている(要因で)、そこは継続したい。勝点1を取れたのは評価するし、失点の数も評価している」
城福監督の「攻撃の改善と守備の継続」を、キャプテンの青山敏弘は次のように語る。
「良い守備から良い攻撃と、良い攻撃から良い守備は、つながっていること。(今は)誰がボールに行くのか整理されて、そこに行く判断とフィジカルもある。(今日の試合は)前半には良い攻撃もあったけど、守備から攻撃のところが上手くいかなかった。今のままじゃダメ。それでも、勝点を拾うのは大事になってくる」
インターナショナルマッチウィークのため、2週間の中断期間を経て、次節は31日(土)の川崎戦に臨む。そこから5月20日(日)のC大阪戦まで、ルヴァンカップも含めた15連戦が控えている。その連戦の初戦となる首位チームとの対戦は、好調サンフレッチェの実力がどこまで通用するか、今後を占ううえでも真価が問われる一戦になるだろう。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180321-00037396-sdigestw-socc