数々のドラマを生んできたW杯メンバー23人の発表が5月31日に行われる見通しとなった。

ハリルホジッチ監督はXデーについて「おそらくガーナ戦が終わった後の31日、欧州に行く直前になる」と説明した。

第1段階として5月中旬に壮行試合ガーナ戦(5月30日、横浜)のメンバー28人前後を発表する方針。ガーナ戦のパフォーマンスを見極めた上で、最終的に絞り込む。

 日本ではW杯メンバーは開幕約1カ月前に発表するのが通例。

過去に“2段階発表”したのは98年フランス大会しかない。

20年前は開幕8日前に26人→23人に絞り込み、カズが落選する悲劇が起きた。チーム内外に与える影響が大きいこともあり敬遠されがちだが、ハリルホジッチ監督はアルジェリアを率いて16強進出した14年ブラジル大会でも2段階を採用している。

 指揮官は今回のベルギー遠征に、故障離脱中の香川、吉田、所属クラブで出場機会の少ない浅野、井手口らを招集しなかった。ガーナ戦前に23人を決めれば、マリ、ウクライナ戦が最終メンバー選定前の最後の試合となる。

アジア予選で主力を担った選手に不確定要素が多い中、最後は自らの手元に選手を置いて、試合勘やコンディションを確認したい意向があった。

 「23人の基準はいろいろある。1年前、6カ月前に良かったから呼ぶわけではない。その時に良い選手を選ぶ。私は間違えることもある。間違えかどうかは本大会が終わってからでないと分からない」。一切の妥協を排除して、運命をともにする23人を選ぶ

3/16(金) 5:00配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00000003-spnannex-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180316-00000003-spnannex-000-1-view.jpg