●噂話 ゲンダイ

「至学館大監督でもある栄本部長は、教え子へのえこひいきもある。代表選考で私情を挟むこともあり、
16年リオ五輪75キロ級の人選では、至学館大OGの渡利璃穏が3月のアジア選手権で優勝したため、
その前に代表入りがほぼ内定していたライバル大学の選手とスパーリングさせた。
結局、そのスパーリングに勝った渡利を代表に選んだが、
教え子をリオに出場させたいとの思惑が見え隠れしていた」(レスリング関係者)
「男女代表を統括する強化本部長でありながら、栄さんはいまだに女子に肩入れしている。
男子はフリー、グレコとも軽量級こそメダル獲得が見込めるものの、現状では中、重量級の表彰台は厳しい。
メダル量産が計算できる女子の強化に尽力した方が得策と考えているのでしょう。
実際、男子の両スタイルはフリー、グレコの担当コーチに丸投げしている。
代表合宿中に行われた、国際大会出場選手を決めるスパーリングに顔を出さず、担当コーチがメールで送った結果をもとに
代表を決めたこともあったといいます。『女子だけではなく、もっと男も見て欲しい』とこぼす男子コーチもいます」(前出の関係者)