豊島八段、2回戦進出 将棋A級順位戦プレーオフ1回戦
2018年3月5日00時52分 朝日新聞デジタル
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将棋の豊島将之八段
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佐藤天彦(あまひこ)名人(30)への挑戦権を争う第76期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)のプレーオフ1回戦が4日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、豊島(とよしま)将之(まさゆき)八段(27)が久保利明王将(42)に勝ち、2回戦進出を決めた。

総当たりのリーグ戦で争うA級順位戦は今期最終戦が2日に指された。
挑戦権争いは順位1位の稲葉陽(あきら)八段(29)、2位の羽生(はぶ)善治(よしはる)竜王(47)、4位の広瀬章人(あきひと)八段(31)、8位の佐藤康光九段(48)、9位の久保王将、10位の豊島八段が6勝4敗で並び、史上最多6人によるプレーオフとなった。
プレーオフは、前期の成績に基づく順位が下位の棋士から対局し、その勝者が上位の棋士と対戦する。豊島八段が挑戦者になるには計5勝が必要だ。
プレーオフ2回戦は10日、関西将棋会館であり、豊島八段は佐藤九段と対戦する。(佐藤圭司)