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中学生棋士の藤井六段を特別表彰へ 愛知
2月26日 5時52分

今月、将棋のトーナメント戦で初優勝し棋戦の優勝と六段昇段の最年少記録を塗り替えた中学生棋士の藤井聡太六段について、地元の愛知県は「数々の歴史的記録を塗り替え県の誇りだ」として特別表彰を行うことを決めました。

愛知県瀬戸市出身の中学生棋士、藤井聡太さんは今月、羽生善治二冠らを破ってトーナメント戦で初優勝すると同時に中学生で初めての六段になり、60年以上更新されていなかった棋戦の優勝と六段昇段の最年少記録を塗り替えました。

これを受けて、地元の愛知県は「数々の歴史的記録を塗り替え活躍する姿は県の誇りであり、県民に明るい希望を与えるとともに、今後の大いなる飛躍を期待する」として、藤井六段に特別表彰を行うことを決めました。

愛知県の特別表彰は、さまざまな分野で顕著な功績があった人などに贈られるもので、過去には野球のイチロー選手や、長寿の双子姉妹として親しまれた「きんさん、ぎんさん」などが受賞しています。

ことし表彰されれば、プロ野球で日本一に輝いた平成19年の中日ドラゴンズ以来11年ぶりのことで、県は、今後、表彰の時期などを調整することにしています。