ナポリの指揮官マウリツィオ・サッリは22日、イタリアメディア『スカイスポオーツ』のインタビューに応じ、ヨーロッパリーグ(EL)敗退を悔やんだ。

ナポリは22日、ELラウンド32でライプツィヒとの第2戦に挑んだ。ドイツで行われた試合に2-0で勝利したものの、1-3で敗れていた第1戦の結果を覆すことはできず、敗退が決定した。サッリはサン・パオロで行われた一戦を振り返り、試合終了間際の失点が仇となったと考える。

「第1戦では本当にバカなことをした。あの終了間際の失点のつけを払うことになってしまった。だが今日のチームには強い反発心が見られた。リーグ戦に向けて好材料になるだろう。このチームには魂が宿っている。これが重要だ。今回の2連戦で苦い思いは残るが、練習時間が増えるという利点もある」

またナポリ指揮官は、ケガ人を含め、メンバーの数に限りがあることを敗因の1つに挙げた。

「あまりに多くを求めすぎることがある。このチームは人数が限られており、2つの大会を戦うことは厳しかった。第1戦の出来が悪かったとはいえ、これも事実だ」

続いて記者会見においても、「3つの大会を戦うためには、トップチームの厚みを増すことが不可欠だ」と強調し、選手層の向上を求めた。ナポリは現在、セリエAで首位につけており、今後は1ポイント差で追う2位ユヴェントスとのスクデット争いに集中することになる。

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