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さらに続きです。

■女優としての“今”が充実している、2018年は脇役こそ頑張りたい

――明るく元気なイメージがありますが…そうではない?
【川栄李奈】 お芝居、お仕事ではバシッとスイッチ入れて頑張っているんです。だから終わった瞬間にもバチっと切れちゃいます。家に帰るともう…(笑)

――その女優スイッチを入れるための、日々のエネルギーの源は?
【川栄李奈】 AKBの仲間たちですね。今も疲れたら話を聞いてもらったりと、お互い励まし合っています。私は5年間AKBにいたんですが、ずっと一緒にいるから、本当に家族よりも同じ時間を共有している。青春時代を一緒に過ごした仲間であり、戦友であり、家族。あの子たちに負けたくない!っていうよりは、家族…お姉ちゃんが頑張っているのを見ている感じ。「頑張ってね、私も頑張る!」っていう感覚ですかね。

――女優としての強みは自分ではどう考えていますか?
【川栄李奈】 役が抜けない、役を入れるのに時間がかかる、色々な方がいると思いますが、私はワンクールに2つ3つ作品を並行してやっても大丈夫なタイプです。仕事の切り替えはスムーズですね。

――現場のかけもちが続いて、時間が足りないのでは? 川栄李奈流の“役作り”はどうされていますか?
【川栄李奈】 見た目は近づけるように気を付けていますが、自分の中でガッツリ役のイメージを固めることはしないんです。役作りよりは、台本を読んだり、監督の話を聞いたりする中での自分の感覚を信じてお芝居をしています。


――体調管理も難しいくらい忙しそうですが、女優としての今は充実していますか?
【川栄李奈】 今よりアイドル時代の方が断然忙しかったですね。AKBは表に出ていること以上にやることが多すぎて…。ラジオだったり、生写真の撮影だったり、握手会だったり、休みが本当になかったです。次の日の仕事内容を知らないまま1日が終わって、“今日はこの仕事です”って当日言われて、それを必死にやって来ていましたから、とにかく余裕がなかったです。今はお仕事もある程度はコントロールできているので、充実していますね。

――2018年、チャレンジしたいことは?
【川栄李奈】 たくさんいろいろな役をやらせていただいて。今年は初めての主演作が公開されるんですが、主演をやることでわかったことがありました。台詞多いな〜って思いました(笑)。出番も多いし、大変でしたね。でも、周りの方たちにすごく助けられて…。引き立てていただいて、サポートしていただいて自分が中心にいられるっていうことが改めて分かりました。2018年は、自分がいかに主演の方を助けられるのかというのをしっかり考えて活動したいと思います。