佐田の海ヘトヘト初白星、物言い2度に場内沸いた
2018年1月15日16時27分 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201801150000452.html

剣翔(右)を寄り倒しで破った佐田の海(撮影・鈴木正人)
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<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇両国国技館

十両佐田の海(30=境川)が“手痛い”今年初白星を挙げた。剣翔との1番はまず剣翔に軍配が上がったものの、物言いがつき同体と見なされた。

取り直しの1番は、剣翔が土俵際で捨て身の投げを打ち、プロレスのブレーンバスターのように佐田の海は完全に裏返って背中から落ちた。軍配は再び剣翔に上がった。ところが、またも物言いがつき、審議の結果、軍配差し違えで佐田の海の勝ちとなった。

佐田の海は体を浴びせにいったというが「僕は飛んじゃった方だったからね。向こうの足が先に出たのか、とか考えたけど(あの体勢では)わからないですよ」。剣翔の右肘が先に下についたとの判断で、決まり手は寄り倒し。幸いけがもなく「物言い2度は初めてじゃないかな。(場内は沸いていたが)もう1丁は勘弁してほしいです」と苦笑いしていた。