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(続き)

■MF
パウリーニョ(7点)
『先制ゴール』
試合のリズムを作り出すのに苦労している。右インサイドハーフをプレーし、1−0にされた場面ではウィリアム・ジョゼのマークについていた。幾つかの場面で苦しめられていたが、反撃の狼煙を上げるための2-1とするバルサの先制ゴールをルイス・スアレスのクロスに合わせて決めている。65分にデンベレと交代している。

イヴァン・ラキティッチ(7点)
『再構成』
ダブルピヴォーテとしてブスケツのパートナーとなり、立ち上がりはいい入りを見せたが、少しずつそのパフォーマンスを落としている。前半は、レアル・ソシエダのプレッシャーに苦しんでいる。後半は立て直し、チームに素晴らしい貢献をもたらしている。

セルジ・ブスケツ(7点)
『断固たる姿勢』
エウゼビオ率いるレアル・ソシエダはボールの出所を絶つためにプレッシャーをブスケッツに強くかけている。前半は、ポゼッションの際にはあまり輝きを見せることはできなかった。しかし、後半は快適にプレーできている。

■FW
アンドレ・ゴメス(6点)
『鈍い』
ここまでの試合で自信を取り戻しているように見える。しかし、少しずつ存在感を消していっている。戦う姿勢は貫いたが、もっと貢献が必要である。

レオ・メッシ(8点)
『誇り』
前半はいつものような役割を担うことができなかった。ほとんど試合に絡むことができず、周りにあまり味方選手を見つけることもできなかった。レアル・ソシエダは守り方を知っていた。しかし、後半はプライドを見せ、質の高いプレーを披露している。パスで重要な役割を果たし、2−2とする場面ではスアレスのゴールをアシストしている。また、素晴らしいフリーキックでゴールも決めている。

ルイス・スアレス(9点)
『スター』
勢いとともに試合に入り、開始早々に相手を驚かせるがここはGKルリに阻まれている。2−1とした場面では、パウリーニョのゴールをアシストし、反撃の狼煙を上げるのに一役かっている。また、自身も2ゴールをあげ、勝利の立役者となっている。

■交代
デンベレ(6点)
『深さ』
残り時間25分で投入され、右サイドで相手陣地深い位置まで侵入しようとしている。しかし、運に味方されることはなかった。

リュカ・ディニュ(6点)
『信頼できる』
監督バルベルデは、同選手に試合の終盤で出場機会を与えている。そして、最後まで仕事をきっちりとこなしている。

デニス・スアレス(5点)
無し
ルイス・スアレスに変わって投入されたが、出場時間が短く、評価できるものではない。

(文:SPORT)

(終わり)