医師の秘密漏洩もあるけど、理事会での警察幹部への連絡、あれもかなり問題だと思うよ。

公訴事実の傷害は、全治12日程度の裂傷。
どうみてもそれ以上の怪我を負っているのは事実。右耳には某かの怪我があり、脳にも何らかの影響があった。
本来加害者の事情聴取から略式起訴まで4ヶ月かかるものを、たった1ヶ月半で済ませてしまった。
しかもまだ被害者は完治の目処が見えず、入院しているというのに。

あと、協会所属の力士が協会所属の力士を殴って傷害を負わせた。
これは謂わば組織内犯罪。
相撲協会は直接の加害者、被害者ではないものの、最も近い利害関係者。
相撲協会は、被害者側を問い詰めているなか、ガチで繋がっているのは如何なものか。
犯罪被害者等基本法、これ所管は国家公安委員長、つまり警察がやること。
その精神とも判例とも逆行するような2次被害がテレビであからさまに報じられるなか、雇用主である相撲協会に注意するなど適切な指導をしないのはなぜか。
親方である貴乃花を中心に報じていたが、相撲協会の依頼そのものは犯罪被害者である貴ノ岩に対して診断書出せ、事情聴取に応じろといったものだ。

相撲協会の調査も警察・検察に捜査状況を聞き取りながら認定事実、起訴判断等を打ち合わせた可能性すらあると思っている。
実際、公訴事実は相撲協会の発表とほぼ一緒。
これだけ世間の関心があり、事件背景もかなり複雑で、加害者は正しい反省をしておらず、被害者に対する謝罪の言及も公式にはなかった。実際の傷害の程度、暴行の態様、どれをとっても公判請求が相当だと思う。