毛細血管というのは静脈や動脈から枝分かれしている血管のことを言います。
植物のひげ根をイメージすると分かりやすいかもしれません。

毛細血管があるからこそ全身の細胞に、血液が運んでくれた栄養や酸素を供給することができ、日々健康的に生きれるわけです。

そこで!
少し考えてみましょう。

毛細血管は酸素や栄養を細胞の隅々に行き渡らせるのに重要です。
逆を言えば、毛細血管を増やすことで酸素や栄養を隅々まで行き渡らせることが可能ということ。

それはすなわち
・酸素供給の改善による持久力の向上
・栄養、水分の供給改善による肌の若返り

などの効果を期待できるということ。
毛細血管を増やすことは日々の生活の活力に影響し、見た目の若々しさにも貢献します。

ぜひ今から紹介するトレーニングを実践して毛細血管を増やしちゃってください。

「LSDって危ない薬?」
いえいえ違います。

Long Slow Distanceの略で、要はゆっくり長く走ることです。

毛細血管を増やす王道的トレーニング方法で、効率的です。

本来は実施者の持久能力に見合ったペースでジョギングを行わないと効果が薄くなります。
ですが、初心者の方なら喋れる程度のペースで走れば毛細血管を増やすことは可能です。

ジョギングを普段しない方は、走るって行為をするだけで毛細血管を増やすことできますからね。

すでにジョギングをしているという方は下記記事を参考にEasyペースでジョギングをしてください。
そうすれば毛細血管を効率的に増やすことが可能です。


実施時間は最低でも30分です。
長ければ長いほど効果的ですが、最大でも2時間30分までにすべきと言われています。(肉体的ダメージなどを考慮)

またジョギングと書きましたがエアロバイクなどを使用してLSDを行うこともあります。
その場合は心拍数が100~110程度になるよう調整し実施してください。

続いて基礎スタミナに関する話ですが、これは毛細血管のことです。毎日継続して有酸素運動を行うと、毛細血管がどんどん増えていくのです。
投げた後、肩や体が火照りますよね?これは体中の毛細血管が切れているということなのです。
アイシングというのは毛細血管のさらなる切れを防ぐために行うわけなのですが、走り込みをして毛細血管をしっかりと増やしておくと、
登板日にそれが多く切れてしまったとしても、残り数が多くなるため、疲労感がそれほど残ることがないのです。つまり、回復力が高まるということです。

一度切れてしまった毛細血管は、二度と繋がることはありません。そのため毛細血管は有酸素運動によって次々と増やしていく必要があるのです。そうしなければ基礎スタミナ、基礎体力と言い換えても良いかもしれませんが、これがどんどん低下していってしまうのです。

基礎スタミナが低い選手は、激しいトレーニングや練習に耐えることはできません。その結果、技術が思うように伸びなくなるわけなのです。逆に基礎スタミナが高い選手はたくさんの練習をこなせるため、どんどん上手くなることができるのです。