テレビ東京の人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く」の第6弾「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦6〜今年も出た出た!正月3時間スペシャル〜」(後5・55)が2日に放送され、
平均13・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークしたことが4日、分かった。各局の正月特番が居並ぶ激戦区で、前回の12・8%を0・7ポイント上回り、
またも自己最高を更新した。

 池の水を抜くだけの異色企番組。昨年1月15日に第1弾が放送され、第3弾で千葉県習志野市長から直々に依頼が舞い込むなど、放送を重ねるごとに話題に。外来種の駆除などを行い、
池の環境改善を図ることから、社会的な反響も呼び、今回はついに中川雅治環境大臣(70)が異例の収録現場訪問。「環境省としても外来種問題に取り組んでいるので(番組の存在、取り組みは)
ありがたい」と感謝した。

 評判は視聴率にも反映。第1弾(昨年1月15日)=8・3%、第2弾(同4月23日)=8・1%、第3弾(同6月25日)=9・7%と徐々に数字を上げ、第4弾
(同9月3日後7・54〜9・54)はシリーズ初の2桁となる11・8%。裏番組の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(後8・00〜8・45)の11・3%も上回る“快挙”となった。

 第5弾(同11月26日)もさらに数字を上げ、12・8%をマーク。再び“直虎超え”(「直虎」は11・3%)。17年のテレビ業界に“旋風”を巻き起こした。

 18年1発目となる第6弾は、シリーズ初の3時間スペシャルとして放送。埼玉県草加市長のSOSにより「そうか公園」の池の水を抜いたほか、俳優・満島真之介(28)が参戦し
横浜市の「徳生公園」に潜む外来種の駆除に挑んだ。また、昨年水を抜いたすべての池のその後を徹底調査。全17池の現在の様子が明らかになった。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000080-spnannex-ent