夫婦が過ごした時間は止まっても、時計の針は動き続ける。細川ふみえ(46)が不動産会社社長の前夫と離婚して8年。別れた夫は、先日、別の女性と再々婚し、新たな人生をスタートさせた。一方、シングルマザーとして、一人息子を育てる彼女は、表舞台から遠ざかったまま。フーミン、いったいどうしてるのやら? 

細川がサイパンで挙式を行ったのは、2007年春。スポーツ紙記者によると、
「相手の不動産会社社長は、当時、妻との離婚が成立していなかったため重婚疑惑と騒がれ、その年の秋になって、正式に2人は結婚。長男を授かったが、2年後、夫の会社が20億円ともいわれる借金で傾いてしまったのです」

 細川と社長の婚姻関係にも僅か2年で終止符が打たれてしまった。そして、時は流れ、社長は別の女性と再々婚。先日、お披露目パーティーが開かれたという。

 出席者の1人によると、
「六本木のバーに30人ほどが集まりました。相手の女性は30代後半で、社長とは20年来の知り合い。以前はクラブのホステスでしたが、数年前からベビーシッターをし、最近、再会した。社長も借金を完済しました」

まさに幸せの絶頂といったところだろうが、その一方で、細川はと言えば、3年前、バラエティ番組を中心に芸能活動を一時的に再開させたが、近頃はほとんど目にする機会がない。

◆ 1人で精一杯

 細川の父・宜晃(よしあき)さんに彼女の近況を尋ねると、
「時折、テレビドラマやトーク番組に出演する程度で、細々ですよ。子供がまだ9歳ですから長期で留守に出来ない。だから、海外ロケなどは断っています」

 1泊ほどの仕事ならば、父親が子供を預かることも。
「だからお金はそんなに入ってこないですよ。娘は個人事務所の社長として毎月の給料は10万円。当然、足りなくて貯金を崩している状態です。だから、娘は、将来に役立ちそうな資格取得を熱心にやっていますね」

 慰謝料ナシの離婚だったというから大変なのだろう。ここ数年で得た資格は、「健康管理指導士」に始まり、子育てや病児の支援などのための「おもちゃコンサルタント」。現在は、子供が“怒りの感情”と上手に付き合うための「心理教育講座」の認定講師になるため勉強中だという。そして、元夫の再々婚について話が及ぶと、

「借金取りが来るから仕方なく別れただけのこと。いがみ合って別れたわけではありません。どこかで元気にやっていればいいなあと思っていました。娘には、1年ほど前に誰か見つけたらどうかと聞いたことがあります。すると、その気は全くないと言っていました。ダンナも子供みたいなものだから、1人で精一杯だと。本人がそう言うなら、私はそれでいいと思います。子供の成長とともに、ちょっとずつでも収入が増え、親子2人で幸せに暮らしていけるようになれば、それでいいですよ」

 完全復帰は先の先? 

「週刊新潮」2017年12月28日号 掲載
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171231-00535540-shincho-ent