<全国高校バスケットボール選手権:飛龍70−61高知中央>◇男子2回戦◇25日◇東京体育館

 全国総体8強の飛龍(静岡)が70−61で高知中央を下し、初戦を突破した。

 第1クオーター(Q)、PG牛島宗揮(3年)が勝ち越しを狙い、ブザービートの3点シュートを狙うもリングに嫌われ、12−12で終えた。

 第2Q開始2分過ぎ、SG伊東潤司主将(3年)が連続で3点シュートを決めた。24−25で残り3分からPF奥村大翔(3年)が
ゴール下からねじ込みリードした。さらにPG金井星也(3年)と伊東主将の連続3点シュートが決まり、32−29でリードした。
伊東主将は「試合前はすごい緊張したけど、1本決まるとホッとした。今日は調子よかったです」と
自己最多タイの1試合8本の3点シュートを決め、チーム最多の30得点を挙げた。

 第3Q2分過ぎ、203センチのナイジェリア人留学生ジョセフネリー・ジュニア(高知中央1年)をマークしていた奥村が4つ目の反則をし、
ベンチに下がった。中国からの留学生Cリュウ・ヤハオ(1年)を起用し、これがはまった。
身長192センチで高さでは劣るがスピード勝った。ドライブでジョセフネリーを抜き去り、フリーになればミドルシュートを決め、
この日16点をマークした。リュウは「簡単なシュートをしっかりと決められて良かった。
守備は最初は悪かったが、修正出来て良かった」と笑顔を見せた。

 26日の3回戦では実践学園(東京)と対戦する。2回戦では岡山学芸館相手に101−68で100点ゲームを演じた。
就任8年目でウインター杯初勝利を飾った原田裕作コーチ(34)は「今日は選手たちがガチガチだったので、
次は落ち着いてくれると思う」と期待を寄せた。


12/26(火) 0:05配信 日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00086062-nksports-spo
第2Q、3点シュートを決める飛龍の伊東主将(撮影・大野祥一)
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