12/23(土) 17:43配信
香川真司、上手いと思ったGKはノイアー、デヘア

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のドルトムントでプレーするMF香川真司(28)が23日、神戸市内で「キリンビール神戸工場操業20周年記念イベント キリンサッカーフィールド」にスペシャルゲストとして出演した。兵庫県内の5、6年生36人が対象だったが、イベント当日まで、ゲストが明かされておらず、「香川真司選手でーす」とMCが声を発した瞬間には参加者から驚きの声が出た。

 鬼ごっこなどの軽いウォームアップの後は香川とスタッフ2人と子ども9人+スタッフのGK1人という2対10のミニサッカーを実施。全部で4組が香川と戦ったが、最後の4戦目も3―4と香川組が敗れ、4戦全敗。「こんなはずじゃなかった…」と思わず香川も苦笑いした。

 今回のイベントのテーマは「チャレンジ」。あきらめないで夢を追う大切さなどがテーマ。そうした意味では香川に点を取られてもひたむきにゴールを狙う小学生の姿が光った。実技の最後には36人の前で香川がプロのシュートを披露。「もっともっと世界にはばたく人間になって欲しい。大きな夢を持ってこれからもいろんなことにチャレンジして、頑張って欲しい。夢、目標を大きく持って、頑張ってください」とメッセージを送った。

 第2部は夢についてのトークがメイン。質問コーナーでは「今までで一番うまいと思ったGKは?」と聞かれ、「思いつくのは2人」とドイツ代表GKノイアー(バイエルン)とスペイン代表GKデヘア(マンチェスターU)を挙げた。ノイアーについては「いるだけで対戦相手はプレッシャーを感じる。名前、存在だけでプレッシャー与えられる選手は数少ない」と話した。マンU時代のチームメートのデヘアは「一緒に練習していて、身体能力、手足の長さがすごかった」と話し、小学生たちも興味深く聞いていた。

 イベントの最後には「神戸の子どもたちにどんどんいろんな職業で世界に羽ばたいて欲しい。僕は神戸で育っていろんな人にお世話になった。サッカー選手という立場で恩返ししたい」と今後の活躍を誓っていた。

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