指導者>とにかく、ボーニング娘のファンは、業界にとって
収奪し放題。われわれにとって、いいお客様なのです。
バカ相手の商売はわれわれにとって予定がたてやすいのです。

記者>あの、そこまで決め付けていいんですか?第一まだ売り出しても
いないのに…それに、それってあくまで業界のためではないでしょうか?
消費者のほうを、むいていないんじゃ・・

指導者>いえ、消費者のためでもあります。
金をかけるということは多くの人が商売できるということなのです。
たとえば”ボー娘。”はウタダやピロと違い、バカで芸無しの集まり
なので、人気維持のため何十億という金が業界につぎこまれます。
それで、多くの人に仕事があたえられます。雇用効果は抜群です。

しかも、ファンも宣伝にのせられやすいバカばっかりですから
必ず、投資した以上のお金を我々に還元してくれます。
つまり、バカ相手の商売は、出費が利益に比例しているのです。
リスクがほとんどなく、安定していて見込みを立てやすく
しかも利回りは高い。投資商品としては最優秀だといえます。

記者>なるほど
バカの芸無しタレント + そんな程度のやつを支持するんだから
              当然、バカであるファン層”
というコンビが、この世で最強の投資システムであるということですね?

指導者>さすが記者さんですね。まったくそのとおりですよ(笑)

http://reviews.bookstudio.com/author/12528/12339/1.htm
小説 ある《システム》の敗北