そもそもAKBとは芸能界内公共事業みたいなもの。低迷した
老舗名門芸能事務所に原価の安い二流のタレントを送りつけ、
それらをパッケージして度外れなコストをかけて売り出し、
ネット時代になって仕事が減ってきた旧態依然の産業用の
仕事を作り出す。いわば僻地が土木工事を乱発して地方の
ゼネコンが延命してる状態と同じようなものだ。

メンバーのスキャンダルは新たな"産業の創出"でもある。
スキャンダルを防ぐというより、スキャンダルを放置して
それをもみ消す産業をもつくりだしたほうが、乗数効果を
考えれば"景気回復"になる。AKB台頭によりCD販売店や
チャート雑誌や歌番組などの"旧メディア"の滅亡時期が
若干遅くなった気がするのは気のせいだろうか?

産業革命やIT革命をみてもわかるとおり、後世に残る
ような革新的な新技術は、人手がかからず効率的である
ゆえに、業界から見れば失業者製造マシーンともいうべき
"悪魔的な存在"になる。

インターネットやネット経由で人気者になる芸能人らもそう。
これが跋扈すればおおくの芸能記者が餓死する事態になる。
あまりに有能すぎる芸能人もまた、独力で売れてしまえるが
ゆえに他人の力を借りようとはせず、これまた失業を招く。
一方、AKBはメンバーの素質が劣悪で、異常なほどの
大人数でコストもかさみ、新技術にも依存していないため
旧業界に大量の仕事を発注することができる。

モーニング娘が一億円つかって二億円の売り上げをだせる存在
ならば、AKBは百億円つかって百十億円の売り上げを出せる
存在といえる。あとあと業界で真似される画期的なビジネス
モデルは前者だが、現時点で業界で歓迎されるのは後者だ。
https://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1463641287/253-