若手人気女優の広瀬すず(19)に謎の改名騒動が浮上しているという。といっても、自身が主演を務めるドラマでのこと。ただ、そこには、ある“忖度”がささやかれているのだ。

 来年1月スタートの日本テレビ系「anone」は、広瀬演じる19歳の少女、辻沢ハリカの成長を描く。両親と隔絶して今はネットカフェに住むハリカが、1人の老齢の女と出会い、ある事件をキッカケに“真実の人間愛”を見つけていくストーリー。劇中で披露する広瀬のベリーショートも話題を集めている。

 同局の番組スタッフはこう語る。

 「主演は今乗りに乗っている広瀬さん、制作も『Mother』や『Woman』を手掛けた演出の水田伸生さんと脚本の坂元裕二さんのコンビですし、局内の期待はかなり大きい。ウチはここ数年、好調な視聴率を維持していますが、(今年の)10月期のドラマが軒並み伸び悩んだこともあり、ドラマ班も巻き返しに力が入っています」

 今年上半期の「タレントCM起用社数ランキング」で1位に輝いた広瀬にとっても、約3年ぶりのドラマ主演、しかも10代最後の主演作だけに力が入っているという。

 一方でテレビ誌編集者はこう明かす。

 「確かに来年1月期のドラマ中でも前評判の高い作品ですが、別の意味でもずいぶん前から話題になっていたんですよ。と言うのも、じつは広瀬さんが演じる主人公の辻沢ハリカは当初、“辻沢昴”という役名だったんです。それがいつの間にか“ハリカ”に変わっていて…」

 調べると、確かに初期の発表段階では広瀬の役名は「辻沢昴(すばる)」となっている。同ドラマは原作のないオリジナル作品だけに、別に役名はどちらでも構わないはずだが、なぜ役名は変更されたのか。

 前出のテレビ誌編集者は苦笑まじりに続ける。

 「何でも、日テレの一部から“昴”という役名が一部のクライアント企業に偏って宣伝していると誤解されかねない、という声が出たそうなんです。最近はテレビ離れの影響で民放各局ともスポンサー集めには苦労していますが、そこまで過敏になっているのかと」

 スポンサーへの忖度は果たして吉と出るか。広瀬の頑張りに期待がかかる。

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