WWE・ロウ大会に元ノアのKENTAことヒデオ・イタミ(36)が初登場。2014年7月のWWE入団から
約3年5か月、ついに悲願の“一軍デビュー”を果たした。

その時はいきなりやってきた。この日はフィン・ベイラー(36)がミズトラージュ(ボー・ダラス&
カーティス・アクセル)とハンディ戦で対戦。2人がかりの攻撃で反則勝ちとなったが、”ミズ一派の残党”は
試合終了後も執拗にベイラーをいたぶった。ここに現れたのがイタミだ。花道を走ってリングに駆け上がると、
左ハイキック連発とソバットでミズ御一行を蹴散らし、ベイラーを救出した。

元新日本プロレスのベイラーは「オレの友達、明日の『205 LIVE』でデビューするヒデオ・イタミだ」と紹介し、
タッグ戦を提案。これが認められ、ベイラー、イタミ組VSミズトラージュの一戦が実現した。

イタミはアクセルをフライングラリアート、裏拳など得意の打撃で圧倒。ベイラーのアシストを得て、コーナーの
アクセルに串刺しドロップキックを決め、最後は必殺のゴー2スリープ(GTS)で見事に3カウントを奪った。

終了後のゴングを聞いたイタミは万感の表情。NXTでの約3年5か月間はケガに苦しめられ、実力を
発揮できなかったが、ようやくスタートラインに立った。イタミのサクセスストーリーはこれからだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171219-00000044-tospoweb-fight