来年9月の引退を発表している歌手・安室奈美恵(40)のラストツアーに、チケット購入希望が殺到しているため、追加公演を実施することが18日、
分かった。引退発表後、初のコンサートにして最後となるツアーは来年2月に開幕。国内5大ドームとアジア3都市を巡るが、2月27日の福岡ヤフオク!
ドームと、同4月15日の札幌ドーム公演が、新たな日程として加わる。

 当初、70万人を予定していた動員数は、追加公演と各会場の調整によって10万人増に。ドーム17公演75万人と国外5公演5万人で計80万人にのぼり、
ソロアーティストのツアーとしては、国内分だけでも小田和正(70)が2011〜12年に記録した74万人を上回り、史上最多となる。レジェンド歌姫が引き際に
新たな金字塔を打ち立てるが、超プラチナチケットだけに入手困難な状況に変わりはなさそうだ。

 追加公演をのぞくドーム15公演の65万席に対し、ファンクラブの先行予約だけですでに320万を超える応募が殺到しており、抽選倍率は4・9倍超。
追加公演の応募は、19日正午にファンクラブ先行でスタートする。

 ツアータイトルと同名のベストアルバム「Finally」も、発売から40日で売り上げ180万枚を突破。別れまであと9カ月、安室の“サヨナラフィーバー”は
ますます熱を帯びそうだ。

デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171219-00000003-dal-ent