2017年12月18日16時2分 スポーツ報知
フィギュアスケートのソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23)=ANA=が
平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権(21〜24日、東京)を欠場することが18日、
日本スケート連盟から発表された。以下羽生のコメント。
「全日本に向け、治療とリハビリに取り組んでまいりましたが、断念せざるを得なくなりました。
今後は一日も早く、ベストな状態で練習に専念出来るよう頑張りたいと思います」
11月9日のNHK杯の前日練習で右足関節外側じん帯を損傷した羽生は14日に
「腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くはありません。
いつから練習を再開出来るかは、まだ決まっていません」とコメントを出していた。
羽生本人はギリギリまで出場へ意欲を見せながら、拠点のカナダ・トロントで懸命に治療と
リハビリに努めていたが、この日までに欠場の決断を下した。
全日本選手権は平昌五輪の代表選考会を兼ねるが、世界選手権で3位以内に入った選手が負傷で
欠場した場合は救済措置がとられる。羽生は昨季世界選手権優勝、世界ランク1位などの実績で
五輪代表入りは確実としている。
スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20171218-OHT1T50147.html