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2017.12.16 16:45

15日放送のTBS系トーク番組「A-Studio」(毎週金曜よる11時〜)に、俳優の北村一輝が出演。親友のお笑い芸人、雨上がり決死隊の宮迫博之との逸話を語った。

宮迫とは2001年にNHK大河ドラマ「北条時宗」で共演してからの仲で、親友だと明かした北村。「仕事のやり方とかはジャンルが違うところがあるんですけど」「尊敬ていうかそんなのはありますよね」と宮迫を絶賛した。

北村は「泣きそうになったのがこいつ(宮迫)が『ガンだ』って言った時」と2012年に宮迫がスキルス性胃がんにかかった時のエピソードを。あまり電話してこない宮迫から「くらーい声で電話かかってきて」と北村は当時を回想。

「暗いなぁ?なんや、今仕事中やから」と北村が急かすも「いやぁ、いやぁ…」と宮迫がなかなか切り出さないため、思わず「何や、面倒くさい。死ぬんか!?」と冗談を飛ばすと「いや、そやねん」と宮迫から思いもよらぬ答えが返ってきたのだという。

「はっ!?」と驚いた北村に宮迫が告げたのが「いや俺、ガンで」という一言。北村は「俺なんか出来ることないか?例えば番組なんか降りないといけないんだったら、じゃぁ、俺が(代役をつとめようか)」と申し出たことを明かし、
「(そのままだと番組が)打ち切りになるようなパターンですけど、でも(自分に)なんか出来るんだったら」と宮迫が雨上がり決死隊として冠をつとめるテレビ朝日系のバラエティ番組「アメトーーク!」代役MCに手をあげたことも告白した。

「そこはあいつ(宮迫)返事しなかったんですけど」と北村は今となっては笑い話としてこのエピソードを振り返ったものの、ガンを患った親友に何もしてやれない自身の無力さに「夜、悔しくて泣きましたね」と当時の衝撃を振り返った。
(modelpress編集部)