貴ノ岩も

聴取に呼ばれて
示談書をかかないなら
降格させると
脅迫されれば
示談書を書くしかないからね。
しかも示談書をかいた途端、後遺症がでても
補償はゼロ。治療費を協会が負担する程度の
文面での示談書になるだろう。

要するに貴ノ岩が聴取されるということは
こういうことだし
最初から最後まで、八角も高野も池坊も
そういう絵をかいていた。

聴取に単身で、弁護士も同伴なしで
よびだせさえすれば、降格を最少にするという条件で
貴の岩にとって間違いなく不利な示談書にサインさせられた。
示談書自体、すでに高野が用意したはずだ。

あとは貴ノ岩が、示談に応じないなら
相撲で居場所なんかないぞ、と
徹底的に降格処分するぞと脅迫して
その場でサインさせる気だった。

うまくすれば1時間弱で、全部すんだろう。

要するにその場合、結果として貴ノ岩も貴乃花も
相撲の世界で結局は居場所を失うということになったろう。
貴ノ岩も早晩、引退に追い込まれたのは確実だ。
やる気自体おきなくなったろうから。