11日、作家の乙武洋匡氏が自身のTwitterアカウントで、メディア批判を展開。報道を受け手が鵜呑みにすることについて、自身の事例をもとに警鐘を鳴らした。

乙武氏は、世論を論じるメディアが公平を装い、都合のよい解釈で報道していると批判し「自身の利益のために世論を“捏造”するのは、本当に卑怯」「1億人以上が暮らすこの国で、“世論”などというものが一つであるはずがない」とつづっている。

さらに乙武氏は「最も怖いのは、その報道を鵜呑みにしてしまうこと」だといい、「メディアから『Aが世論ですよ』と言われれば、『そんなものかな』と思ってしまう」恐れを懸念する。

乙武氏はここで、「あれだけメディアが『いい人ですよ』と喧伝してきた“乙武さん”がいかに腐れ外道だったかという事例からも、メディアによる報道がいかに一面的でいい加減なものかを学んでいただければと思います」と自虐を交え、報道を信じ込むことの危険性を訴えていた。

乙武氏と言えば、昨年3月に不倫が報じられ、約8カ月にわたって休業状態に。妻とは離婚に至っている。

2017年12月12日 10時4分 トピックニュース
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