提携先のクラブで主軸を張る若きセントラルMF
 
夏に北海道コンサドーレ札幌に加入するや、変幻自在のドリブルと鋭利なスルーパスで主軸の一角を担い、瞬く間にサポーターの心を掴んだ。
タイの国民的英雄、チャナティップ・ソングラシンだ。日本サッカー界における“タイ・ブランド”のイメージアップに一役も二役も買っている。
 
そんななか、同じくタイ代表のビッグスターであるティーラシン・デーンダーの川崎フロンターレ入りが取り沙汰され、同じくテーラトン・ブンマトンの日本行きも有力視されている。
そして新たに米スポーツ局『Fox Sports Asia』が可能性を報じたのが、タイU-23代表の俊英MF、チャオワット・ベーラチャットのセレッソ大阪入団だ。

同局によると、「チャオワットのセレッソ入りが目前だ。彼は現在タイ1部のバンコク・グラスでプレーしているが、同クラブはセレッソとはパートナーシップ契約を結んでおり、双方の間には厚い信頼関係がある」という。
 
21歳のチャオワットはA代表デビュー間近で、将来のタイ・サッカーを背負って立つ逸材と特大の期待をかけられている。173センチと上背はさしてないものの、体幹が強く、当たりに強い。
攻撃的にも守備的にも振る舞えるセントラルMFで、卓越したプレービジョンを有する。タイ国内での人気が急上昇中のタレントなのだ。
 
C大阪はかつて公式ホームページのタイ語版を立ち上げるなど、Jクラブの中では早くからASEAN諸国に対して強い関心を寄せてきた。
バンコク・グラスの選手を短期留学で迎えるなど、若手育成におけるサポートも惜しまず続けている。「あとは詳細を詰めるだけの状況で契約に至るのは間違いない。
ローンでの移籍だろう」と同局。もし加入となれば、C大阪のU-23チームが主戦場となるだろうか。
 
はたして今後、どれだけのタイ人選手が海を渡って来るのだろうか。12月3日のJ3リーグ最終節では、FC東京U-23に所属するタイU-23代表DFのジャキット・ワクピロムが、J初ゴールを決め
チャナティップが火付け役となり、来季のJリーグに“タイ旋風”が吹き荒れる!?

12/12(火) 6:23配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171212-00033634-sdigestw-socc

写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20171212-00033634-sdigestw-000-view.jpg