バイエルン、長谷部欠場のフランクフルトに辛勝…アクシデントに負けず首位キープ／ブンデスリーガ第15節
■ブンデス第15節 フランクフルト 0-1 バイエルン
バイエルン：ビダル（20分）
ブンデスリーガ第15節が9日に行われ、フランクフルトとバイエルン・ミュンヘンが対戦した。
フランクフルトはMF長谷部誠がインフルエンザで欠場。一方、首位のバイエルンはミッドウィークにパリ・サンジェルマンと対戦したため、ターンオーバーを採用した。ロベルト・レヴァンドフスキをベンチに置き、最前線にはトーマス・ミュラー。トップ下にはハメス・ロドリゲスが入っている。また、ウォームアップ中の負傷によりGKはスヴェン・ウルライヒではなく、トム・シュタルケとなった。
雪が強まって、キックオフの笛が吹かれた試合では、ホームのフランクフルトが立ち上がりから攻勢をかける。疲れからか動きの鈍いバイエルンを相手にフランクフルトが前線から圧力をかけ、スター選手たちにミスを強いていく。
しかし、地力で勝るバイエルンが徐々に押し返していくと、20分にコーナーキックからヨシュア・キミヒが一度は弾き返されたボールを左足でファーへと送り込む。これをアルトゥーロ・ビダルが頭で叩き込み、先制弾を奪う。ビダルは今シーズン5ゴール目となった。
この先制点でフランクフルトは心を折られたのか、立ち上がりの積極的な姿勢は影を潜めていく。それでも本調子ではないバイエルンからシュートチャンスを作っていくフランクフルト。しかし、シュタルケが立ちはだかり、ゴールは生まれず、前半はバイエルンが1点リードで終了する。
後半に入ると、ペースはフランクフルト。バイエルンは再び主導権を失い、交代策で流れを引き戻しにかかる。コランタン・トリッソ、ダビド・アラバが途中出場で出番を得た。
また73分には、フランクフルトのマリウス・ヴォルフがハメスに対してスライディングで一発レッドを一度は提示されたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリーによってイエローに変わる“アクシデント”も。フランクフルトは救われた形で同点弾を狙いに行く。
一方のバイエルンも引くことなく、レヴァンドフスキを投入して追加点を奪いに前へと出る。いくつか見せ場を作ったレヴァンドフスキだが、ゴールを奪うまでには至らず、試合は1-0で終了している。
バイエルンは勝ち点3を積み上げ、首位の座をキープした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171210-00000044-goal-socc
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