>>1の続き

 実際、普段は1日5万ウォン(約5000円)の江陵のモーテルの宿泊代は25万〜40万ウォン(約2万5000〜約4万円)と5〜8倍に跳ね上がっているという。しかも客室を埋められる団体の長期予約が優先され、個人予約は至難の業の状況とか。「ぼったくり料金」は冬季五輪関連施設の駐車場代にも及び、526万ウォン(約53万円)に達していると報じられる。

 開・閉会式が行われるオリンピックプラザで11月4日の夜に行われたコンサートで低体温症で数人が病院に搬送された。この日の気温は2度程度だったが、本番では氷点下10度前後が予想される。トイレで暖を取るしかないとインターネットで揶揄されるほどだ。

 ぼったくり撲滅宣言をした江陵市だが、民間の宿泊業者の料金基準を強制できないため、消防施設法違反などの法律で取り締まる方針だが、どうにも無理筋っぽい。