都会と田舎の設定は、SF界の巨匠アーサー・C・クラークの古典「都市と星」の
設定(記憶を操作されている都市の住人の中で1人の少年だけが違和感をもって
地方の少女を訪ねる旅に出る)からインスパイアされたもので、欧米のクリエイターは
批評するにしても俺に任せろ!という得意分野だろ

「君の名は」は日本SF大賞の最終候補として「実によく考えて作られている」と
評価されていたように、欧米SFに慣れている人間には見馴れたモチーフが、しかし
そういうものに慣れていない日本の観客だけは「矛盾だ」と思いこんでるみたいだ