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「景子さんの手腕に加えて、貴乃花と同世代で、彼のガチンコ相撲に惚れている親方衆は少なくない。山響親方(元前頭・厳雄)や玉ノ井親方(元大関・栃東)などは“貴乃花グループ”の若手親方リーダーたち。
また、長男の優一さんは、現理事長・八角親方(元・北勝海)部屋付きの陣幕親方(元前頭・富士乃真)の娘と結婚しました。
貴乃花は一門を超えた親方衆を集結させていて、今や貴乃花を支持する親方は全親方衆の約半分の50人に迫るともいわれます。暴行事件をきっかけに“どっち派?”と確認する動きもあります」(若手親方)

 景子さんが盤石の布陣を敷く一方で、日馬富士の師匠である伊勢ヶ濱部屋のおかみさん・淳子さん(55才)も負けてはいない。

「淳子夫人は、元春日山親方の姪。白百合女子大出身の才女で、親方と出会った時は銀座の画廊で働いていました。
伊勢ヶ濱部屋が横綱・日馬富士以下、関脇・照ノ富士、幕内・安美錦など関取6人を擁するまでになったのは、弟子の信頼厚い淳子夫人の“内助の功”も大きい。
淳子夫人も3人の子供を育てながら、力士29人の大所帯を切り盛りしてきました。 夫人は、弟子の誕生日にはプレゼントに“うちの部屋に来てくれてありがとう”というバースデーカードを添えて贈るそうです。
日馬富士の横綱への昇進伝達式の口上に『自覚』という言葉を入れたのも淳子夫人でした」(伊勢ヶ濱部屋に近い関係者)

 角界に嫁入りする女性にとっての「二大名誉」は、まず横綱に嫁ぐこと。そして角界のトップである「理事長夫人」になることだ。
八角理事長の妻はひと回り以上年下の桃好夫人。前のおかみさんと離婚後の再婚だ。

「今回の因縁もあり、青山学院の“ママ友”であるはずの景子さんと淳子さんの間に、すきま風が吹いています。
“次期理事長夫人候補”のおかみさん同士のガチンコ対決も見ものです」(相撲担当記者)

 待ったなしだ。

※女性セブン2017年12月14日号