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「被害者である貴ノ岩や、貴乃花親方をバッシングする報道に一言モノを申したかったのでしょう。見ての通り親方はまっすぐ頑固一徹。
だから景子夫人が親方に上からモノを言うことはありません。でも、親方の手綱を握れるのは、8才年上の才媛の景子夫人ただ1人。
親方を裏で支え、相撲改革の旗手、理事長候補へと導いているともっぱらの評判です。マスコミの報道では親方は味方もおらず孤軍奮闘で、
景子夫人も肩身の狭い思いをしていそうですが、実際は違う。イザとなったら景子夫人につくというおかみさんたちは意外にも多いんです」(後援会関係者)

◆ “おかみの会”の中心に存在

 景子さんのおかみさんとしての手腕は実際、「さすが!」といったところ。
3人の子育てをしながらも、若手力士の精神的ケア、親方のスケジュール管理やタニマチとのつきあい、お礼状を欠かさないなどの、おかみさんの仕事は完璧。
その上で、「笑顔の子育て術」「相撲と日本人の心」「心を掴むコミュニケーション術」などさまざまなテーマで日本各地で講演。1か月で10本以上こなすことも。
貴乃花親方が打ち出す「和装デイ」やサイン会といった思い切ったファンサービスは、景子さんのきめ細かい女性目線のアイディアだといわれる。

「景子さんが中心になって、一門を超えたおかみさんの集まりを催しています。いわゆる“おかみの会”ですね。
そこでは部屋運営について話したり、新米おかみさんの悩みを聞いたり。その中で、貴乃花親方の角界改革の考えをわかりやすく説明することもあるそうです。
それを各おかみさんが部屋に持ち帰り、親方に伝えていく。実は“おかみの会”によって、角界に貴乃花親方を支持する輪が拡がっているという側面もあるんです」(前出・貴乃花部屋に近い関係者)

 錣山親方(元関脇・寺尾)や立浪親方(元小結・旭豊)の妻たちも“おかみの会”に参加しているという。

続く