最後にモンゴル力士の交流について、若干のご説明をします。
「モンゴル力士会」という、いわゆる生活互助会がかなり前からありまして、
横綱がいくら、幕内がいくら、十両がいくらということで、
場所後の力士会の後に集めて、これを病気になった力士のお見舞金とか、冠婚葬祭の費用、
あるいはモンゴルの子どもが病気になった、支援を求められたときに支援金を出すというボランティア活動をしています。
そういう意味でこの会は、言われているようなアスリート間で食事をするような会ではありません。
ここ数年間はがんになった力士がいたこともあり、以前は残ったお金で忘年会もしたことはあったようですが、ここ数年間はしていないということも確認いたしました。