一番勢いがある日テレが、真っ先に野球中継を切り捨てた
「世界の王」が「いい時は利用するだけ利用してさんざん世話になっていたのに
悪くなったらあっさり捨てるのか」と怒っていたけど、それが資本の論理だろう


◆視聴率3%… 巨人戦、テレビ局は「もう中継必要なし」?日テレ、天王山すら中継なしの異常事態
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151001-00010008-bjournal-ent

天王山でもテレビの地上波中継はなかった――。

プロ野球ペナントレースは佳境に入り、セ・リーグは東京ヤクルトスワローズと
読売ジャイアンツ(巨人)が史上稀に見るデッドヒートを繰り広げてきた。
残り10試合を切ったなかでの大混戦にもかかわらず、巨人のお膝元である
日本テレビは27日の試合を、デーゲームであるのに地上波中継しないという
異常事態が起こった。日本テレビ関係者が話す。

「一昨年、優勝の懸かった試合を土曜のゴールデン帯で急遽生中継し、
5.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)という大惨敗に終わった。
あれ以来、それまで以上に巨人戦の価値は下がってしまった」

確かに、日テレは今年、巨人戦ナイター中継を7月限りで打ち切りに。
通常番組が視聴率2ケタ当たり前の状況で、1ケタ確実の巨人戦を
放送すれば、大きな痛手を被ってしまうことを考えれば当然の策といえる。
また、8月25日にフジテレビがナイター中継したヤクルト対巨人戦は
3.7%というゴールデン帯では考えられない低視聴率に終わっている。
もはや、巨人戦ナイターでの高視聴率は見込めない状況なのだ。

ナイターならばまだしも、デーゲームですらも巨人戦中継は
地上波から見放されるようになってしまったのか。