11/29(水) 5:00 オリコン

スタジオジブリ新社長にジブリ美術館館長・中島清文氏が就任 新館長は安西香月氏

 スタジオジブリは28日、2008年から社長を務める星野康二氏が会長に、新社長には05年より三鷹の森ジブリ美術館館長を務めた中島清文氏が就任する役員異動を発表した。
ジブリ美術館館の新館長には安西香月(あんざい・かづき)氏が就任する。

 安西氏は、金沢美術工芸大学産業デザイン学科卒業後、日立製作所デザイン研究所に入社し、工業デザイナーとして従事。1993年安西デザインスタジオを設立。
98年にスタジオジブリに入社し、三鷹の森ジブリ美術館の開館準備に携わった。以降、ジブリ美術館の企画・展示のディレクションを担当。
2004年愛知県愛・地球博記念公園「サツキとメイの家」ほか、スタジオジブリ関連施設の演示デザインを多く手がけてきた。

 同館は2001年に開館。03年4月3日に来館者100万人。16年に大規模なリニューアルを行い、今年1月14日に来館者1000万人を突破した。
現在、特別企画展示「食べるを描く。」を開催中。ジブリ作品に出てくる食事シーンをフィーチャーし、絵コンテや原画など、普段目にすることができない貴重な資料が展示されている(2018年5月までの期間限定)。
入館は日時指定の予約制。


スタジオジブリの新社長に就任した元三鷹の森ジブリ美術館・館長の中島清文氏 (C)ORICON NewS inc.
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171128-00000377-oric-000-1-view.jpg
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00000377-oric-ent