プロボクシングで3階級を制したWBA世界フライ級王者の井岡一翔(井岡ジム)が王座を返上した件は、いまだに落ち着きを見せない。

井岡は同級1位アルテム・ダラキアン(ウクライナ)と12月31日に6度目の防衛戦を行う予定だった。
井岡ジム会長で、一翔の父でもある井岡一法会長は、11月9日の会見で「準備が間に合わないので、いったん(ベルトを)返上しようということになった」と説明した。

「一翔ももう28歳。ブランクが長引けば選手生命に影響を及ぼします。会長は取材に対して『ふたつにひとつやから。本人にスイッチが入れば、3カ月あれば試合の準備はできる。
モチベーションがないなら引退せな仕方がない。仮に身を引くなら引退式もやる』と、引退の可能性もにおわせました。
その一方で『でも、やる気はあると思いますよ。週に3、4日走ってると言うてるし、体重もキープしてる。やる気がなければ、しませんよ』と、息子の“復活”に期待をかけていました」(スポーツ紙記者)

井岡は今年4月23日に5度目の防衛に成功し、元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏が持つ“世界戦14勝”の日本記録に並んだ。
その後、5月17日に歌手の谷村奈南と結婚し、9月にハワイで挙式。現在は東京都内で暮らしている。
夏場以降、話し合いを重ねてきたという会長は「新婚やし、いろいろ生活の準備があるようです。
プライベートのこと、夫婦のことに口は出せない」と、井岡が私生活に時間を割いていることを明かしている。

プライベート優先は妻の谷村の意向か
その井岡の私生活について、ボクシング関係者は「井岡はよく嫁さんと行動をともにしている」と証言する。
谷村のインスタグラムからは、ふたりで祖母のお見舞いに行ったり、そろって食事に行ったりと、確かにプライベート優先の生活をしている様子がうかがえる。

「インスタには《井岡がんばれ!まだ燃えつきてないはずだ!俺は応援してるぞ!》、《嫁にメロメロはあかんやろ!お前は引退してはダメやで!》など、
ボクシングを続けてほしいというコメントがある一方、《夫婦で考えて出した結論なので自由だと思います》など、引退を許容する投稿も見られます。
どうも谷村があまりボクシングを好きではないようで、それでプライベートを優先する生活をずるずると続けてしまっているのが現状だと思います」(スポーツジャーナリスト)

井岡が引退するとなると、家庭は谷村の収入に頼ることになるが、幸いにして谷村の歌手活動は順調だ。

「昨年に『週刊新潮』で報道された、井岡ジムの脱税問題が尾を引いているとのだと思います。
近く、再び国税の査察が入るという噂もありますし、仮にジム関係者が逮捕されるとなれば、ボクシングどころではなくなってしまうでしょう。
そうしたことへのプレッシャーも練習から遠ざかる結果になっているのだと推測します」(同・ジャーナリスト)

谷村のことを《さげまん》とする心ない書き込みもある。はたして谷村の意図したとおりに井岡は引退するのか。
それとも再びリングに上がるのか。

http://dailynewsonline.jp/article/1376488/
2017.11.16 16:00 まいじつ

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