サッカーの第96回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)最終日は19日、埼玉スタジアム(14時5分キックオフ)で昌平―浦和西の決勝が行われ、
勝者が全国高校選手権(12月30日〜来年1月8日・埼玉スタジアムほか)に出場する。
昌平は3年ぶり2度目、浦和西は44年ぶり5度目の栄冠を目指す。今季3度目の対戦だが、両校が選手権決勝で対するのは初。
1枚の切符を懸けた一発勝負の最終決戦。今夏の全国高校総体に出場した両校が繰り広げる激闘の見どころを探った。

新人大会、関東予選、総体予選を制して県内3冠、さらには関東大会でも頂点に立った昌平。
今季、浦和西には5―1と4―1でともに圧倒していて、今回も優位は揺るがない。
ただ何が起こるか分からない。浦和西は伝統の力も追い風に“三度目の正直”を狙う。

攻める昌平、守る浦和西の構図だ。浦和西が勝つには昌平の流動的な攻撃に対し、GK斉藤、福世、野口の両センターバック、ボランチ田中を中心とした粘り強い守備が大前提。
そのためには引いて守っているだけでは駄目。
プレスを掛けていく必要があるが、プレスにいく位置やタイミングをチーム全体で意思統一してできるかが鍵だ。

奪ったら速い攻撃を仕掛けたい。
いずれも小柄ながらドリブルが得意で機敏な遠藤、加藤、石山の2列目、運動量が豊富で攻守に献身的な高橋、朝見の2トップに期待。
さらに188センチの野口、185センチの福世ら高身長の選手が多いだけに、最大の武器であるセットプレーでは集中力を研ぎ澄ましたい。

準決勝で決勝点を演出したMF唐牛、FW森の2年生コンビの投入時間もポイントだ。

昌平は3試合で10得点1失点と攻守に隙がなく普段通りに戦えるか。

攻撃では武南との準決勝のように原田、古川のダブルボランチを軸に、ポゼッションしながら相手を自陣に押し込み、中央、サイドとスペースをうまく有効活用したい。

決定力に秀でるワントップ佐相、ゴールに直結するパスやシュートが売りのトップ下の山下や森田、渋屋の両サイドハーフ、塩野、堀江の両サイドバックも加わり、
ショートパスでつないで仕留める昌平スタイルを貫けるか。山下ら前線からのプレスが機能すれば、より持ち味が生きる。

守備では昨季からの主力のGK緑川、両センターバックの石井、関根を筆頭に安定感が抜群。相手に長所を発揮させないためにも、不用意なファウルは避けたい。
仮に浦和西がロングボールを蹴り込んできても、ハイプレスできても、慌てずに対応することが肝要だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00010002-saitama-socc
11/18(土) 10:30配信

https://www.youtube.com/watch?v=2XI5NDfrV9o
高校サッカー「ふり向くな君は美しい」(演奏のみver)

https://www.youtube.com/watch?v=YzYv9DC5uT4
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