11/16(木) 4:53 スポーツ報知

ハリル・ジャパン、来年3月にアルゼンチン戦浮上 12・1抽選会後に本格調整

 ハリル・ジャパンが、世界最高FWメッシとの対戦を経てW杯に出陣する。日本が予定しているW杯前最後の国際Aマッチ期間(来年3月19〜27日)の親善試合2試合のうち、1試合の対戦候補にアルゼンチンが浮上した。欧州サッカーの関係者が「ヨーロッパのある国がアルゼンチン側に3月の親善試合を申し込んだところ『日本との対戦で調整しているので』と断られたと聞いています」と語った。

 W杯優勝2回を誇るアルゼンチン代表は南米予選で、敗退圏の6位で迎えた最終節で3位に滑り込むなど苦戦した。だが、同節で神懸かり的なハットトリックを決めて12大会連続17度目のW杯に導いたメッシの力は健在。イグアイン(ユベントス)、アグエロ(マンチェスターC)と強力な攻撃陣をそろえ、日本にとっては14日の親善試合ベルギー戦(0●1)で得た守備への手応えを試すチャンスだ。

 ハリル・ジャパンは10日には、ブラジル代表に1―3と実力差を見せつけられ完敗した。南米勢はW杯で1分け3敗と苦手にしており、個人技に優れるアルゼンチンとのテストマッチは、W杯本番での躍進に向けての“試金石”となる。開催地は未定で12月1日開催のW杯組み合わせ抽選会で対戦国が決まり次第、最終調整に入る見込み。ただ、遠征先が欧州となった場合は、今回実現しなかったハリル監督が国籍を持つフランス代表との対戦も浮上しそうだ。

 来年3月の2連戦は、W杯メンバー入り当落選上の選手にとっては“最終試験”の場。12月の東アジアE―1選手権でのアピールに成功した国内組に、立場が微妙な本田圭佑(パチューカ)、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスター)らの海外組も加わってのサバイバルになる可能性がある。

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