日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が、欧州遠征に招集しなかった海外組の“ビッグ3”、
FW本田圭佑(31)=パチューカ、FW岡崎慎司(31)=レスター、MF香川真司(28)=ドルトムント=を呼び戻す考えがあることが10日、複数の関係者への取材で分かった。

10月31日の代表メンバー発表の場で、指揮官は「テストをするためにほかの選手を選んだ。(香川らは)名前がどうであれ関係ない。
前回の合宿で私はあまり評価をしていない」と説明。コンディションを最優先する従来の姿勢を貫いた。

ブラジル、ベルギーはともにW杯本大会で対戦する可能性のある相手。
今回は実力を知る3人より、未知数の選手の潜在能力を把握することを優先した。
もちろん、3人の復帰の条件にはパフォーマンスの向上が必須条件。
それに応えるかのように、本田は8日のメキシコ杯準々決勝(対ティフアナ)でも4人抜きの圧巻ゴールを決め、アピールした。
香川もこの日のブラジル戦をスタンドで生観戦し、試合後は日本のロッカールームで選手らをねぎらった。

今回の2戦後も指揮官は欧州に残って“海外組”を視察する可能性もある。
物議をかもした3人の処遇を、ハリルホジッチ監督はしっかりと頭の片隅に置いている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00000503-sanspo-socc
11/11(土) 5:00配信