(3日、フィギュア女子・中国杯SP)

 自信を取り戻す本田真凜の演技だった。ステップ、スピンは、ともに最高のレベル4。「特別なことを考えずに、
一つひとつ丁寧に滑れた」。前週のスケートカナダのSPより、得点を14点以上伸ばした。

 スケートカナダのSPのスピンは、最低のレベル1。目を覚まさせたのは、
10月の全日本ノービス選手権Bを制した6歳年下の妹・紗来(さら)からのメールだった。
「表現を大事にしているお姉ちゃんが、なんでスピンやステップでレベルを落とすんや」と言われたという。
「すごく辛口なことを言われたけど、全部受け止めた」。短期間で立て直した。

 ただ、順位は6位。「得点には満足していない。フリーでは、一人でも多くの方に『好きだな』と思われる演技がしたい」と話した。

11/3(金) 22:08配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171103-00000059-asahi-spo
画像 本田真凜
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