清宮【一問一答2】北海道に「おいしい料理がありそう」

清宮の一問一答(2)は次の通り。

−生まれ育った東京を離れる。
 
「12年間(早実の)初等科から通ってきたので、国分寺の町並みも変わってきたが、自分が注目されてからも、地元の人は変わらずに接してくれた。たくさんの思い出がある」

−北海道のイメージは。

「寒いのと、おいしい料理がありそう」

−同じスラッガーの高校生たちも指名された。

「U−18でも一緒だったが、自分のことよりうれしいというか、知っている人がドラフト1位で指名されると刺激にもなるし、こうして同じスタートラインに立って、これから負けないようにしっかり練習したい」

−いい野球選手であり、いい大人になりたいと。

「人間としてしっかりしていないと、いい選手にもなれないなと思う。『野球だけじゃないんだな』と言ってもらえるのが自分の理想。そこは忘れないようにしたい」

−荒木大輔さんに聞きたいことは。

「今までもいろいろ聞いてきたが、またお世話になるので、そこで聞きたいことを聞かせていただければ。今の時点ではないです」

−最初で最後の日。

「もう一生ない。どんな感じかと思ったが、今までにない感じだった。そわそわもした」

−チームメートや級友は。

「みんな『頑張れよ』とか、人それぞれ声をかけてくれた」

−1年目のホームラン数の目標を。

「自分は目の前の一つ一つをしっかりやることをポリシーにしてきた。もちろん王さんの(868本塁打の)ホームラン数はあるが、
まだ自分がどうこう言える選手じゃないので、これから目の前の課題をしっかり1個1個クリアしていくことに精進できればと思う」

−日本ハムの選手として1年後、5年後、10年後それぞれどんな選手になっていきたいか。

「申し訳ないが、そういうことは僕はあまり言わない。高校の時も何本打ちたいとかは言わなかった。それが自分のスタイルかなと思うので、目の前のことを一つ一つ」

−学年テスト。きょうは英語、数学、国語。

「大丈夫。普段通りやれました」

−早実の仲間や残された部員へ。

「たくさんいい仲間に出会えた。年下の部員たちには頑張ってほしい。去ってしまうのはさびしいが、残りの学生生活でできるだけ声をかけていきたい」

−きょうは抽選の結果をどのように知った。

「監督さんとテレビを見ていました。自分(の抽選)が終わった後は、『だれがどこへ』と予想をしながら、見てました」
 (ここで和泉監督へ質問)

−その時の清宮君の様子は。

 和泉監督「始まる前はいつもと違う、自分ではどうにもならないもどかしさを感じを抱いていたようだった。いざ始まってからは、画面を注視して、7球団の中の日本ハムの指名権を受け止めていた」