「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)

高校通算111本塁打の早実・清宮幸太郎内野手は7球団から1巡目指名を受け、抽選の結果、日本ハムが入団交渉権を獲得した。

東京都国分寺市の早実本校でドラフト会議の結果を待ち受けていた清宮は、12球団の1位指名選手が確定した後に笑顔を携え、和泉実監督とともに会見場に姿を現した。

清宮の一問一答(1)は次の通り。

清宮(冒頭で)「まず、今日を迎えられ、今までお世話になった方々に感謝したい。18年間自分を育ててくれた両親に一番、感謝の気持ちを伝えたい。
(ドラフト1位指名を受け)やっとスタートラインに立てたという気持ちです。まだまだ自分は何も成し遂げていないので、これから鍛錬してみんなに愛される野球選手になりたい」

−7球団が競合。

「ドラフト会場で自分の名前が表示されるたびに、なんかフワフワした気持ちになった」

−日本ハムが交渉権獲得。

「いい選手がたくさんいるし、いいチームだというイメージがあるので、ほんとにうれしい」

−高校で数字を残し、これからプロでは。

「高校の世界では111本の記録は残したが、プロは別の世界だと思っている。(実績に)いつまでも甘えることなく、1試合1試合やっていきたい」

−いよいよあこがれの舞台。

「まだ自分自身何も残していないのでどうこう言えないが、自分のモットーであるぶれずに自分を信じてプロの世界でもやっていきたい」

−高校の3年間を振り返って。

「いろいろな経験をさせてもらった。この3年間でこれほど多く変わることができた。自分の思う通り練習もさせてもらった。それでここまでになれた」

−進路についてご家族とは。

「父も母も大学を出ているので、早稲田大学に入ることもあった。それでもプロの道を選んだことを応援してくれた。両親なくして自分はない。ここからは自分一人で、家族を支えられるようなプロになれればと思う」

−和泉監督へ。

(隣の同監督と目を合わせ)「1年生の時から使っていただき、自分の思うとおりやらせてもらえた。それが一番自分が成長できたところ」

−プロの道で何が一番必要か。

「これまでも自分を信じてぶれることなくやってきたので、これからも一歩一歩しっかりやっていければと思う」

−きょうは緊張していた。

「試合は自分が努力して出た結果だが(ドラフトは)自分ではどうこうできない。そういう面では表情は違ったかも」

−栗山監督の印象は。

「さい配もサプライズが多い。枠にとらわれないところは自分も好きなので、いい監督に巡り会えたのかなと思う」

−斎藤佑投手、荒木2軍新監督は早実の先輩。

「歳は上の人だが、早稲田の血ではないが、そういうものは言わずもがなというところはある。見習うところは学んでいければなと思う」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000159-dal-base
10/26(木) 22:01配信

https://www.youtube.com/watch?v=X_YJVNsjARQ
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