Jリーグは24日に理事会を実施した。理事会終了後、Jリーグチェアマンを務める村井満氏は、メディアに向けた記者会見に出席した。

村井チェアマンは、元日本代表DFの市川大祐氏とFWとして活躍した大島秀夫氏への2017シーズン功労選手賞授与決定や、J3クラブライセンス判定結果を発表。
その後の質疑応答で、今シーズンのここまでにおける入場者数やシーズンの移行案、ビデオ判定導入案の現状を説明した。

◆村井満Jリーグチェアマン

「10月の定例理事会を行い、会議の最後に浦和レッズの淵田敬三社長にACL決勝を頑張ってとみんなで激励をしました。
浦和レッズとしては、優勝した2007年以来の決勝になります。リーグとしてもガンバ大阪が2008年に優勝してから9年ぶりということで、久しくファイナリストではありませんでしたが、
今回は浦和レッズがサウジアラビアのアル・ヒラルとの決勝で絶対に勝とうという話をしました」

「また、ルヴァンカップの決勝も控えています。ご存知の通り、セレッソ大阪と川崎フロンターレですが、両クラブともに初タイトルの懸かった戦いになります。
決勝自体は、セレッソは初めて、川崎Fは8年ぶりとファン・サポーター共にこの一戦に賭ける思いは大きなモノだと思います。

昨年、埼玉スタジアム2002をホームにする浦和レッズが決勝に進出しました。その時以上の入場者数が発券ペースと入場見込みのペースで昨年を上回るトレンドで推移しています。
2002年の鹿島vs浦和がリーグカップ戦のこれまでの最高記録でした。これは国立競技場でやりましたが、それを上回る試算となっています。大変楽しみにしています」

「シーズン制の議論については継続的に日本サッカー協会(JFA)とJリーグで共通のディスカッションの場としてJ将来構想委員会という議論をしています。
議論の見通しとしては来月のJリーグ実行委員会をJ1、J2、J3に分けて行います。

今年度の理事会にも田嶋幸三さんにも来て頂いて、決定まで最後の議論になる可能性があります。
12月にも理事会があるので、最後と確定している訳ではありませんが、来月にしっかりと準備をしましょうということになっています」

「J将来構想委員会の場で議論したことに関しては、JFA側からシーズンを移行する場合のスケジュール案が示されて、
Jリーグ側としてはシーズンを移行しない場合のスケジュール案を付け合わせて両案をそれぞれの角度から検討しております。

つづく
2017.10.24 19:30 Tue
http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=291398

写真
http://web.ultra-soccer.jp/image/pcimage?image_id=46204