二世の犯罪と親の立場が問われる中、昨年8月に長男が逮捕(不起訴)された女優、高畑淳子(62)の動向が注目される。
一時は女優生命の窮地だったが、ドラマや舞台に相次いで出演し、すっかり復活ムードに。
とはいえ、水面下ではその“暴走”を危惧する所属事務所との間で不協和音が起きているという。

高畑といえば、昨年8月、元俳優の長男、裕太(24)が映画の撮影で滞在中の前橋市内のホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして、強姦致傷容疑で逮捕された。

高畑の女優引退すら取り沙汰されたが、NHK大河ドラマ「真田丸」やテレビ朝日系ドラマ「黒革の手帖」などに出演。
現在は主演舞台「土佐堀川 近代ニッポン−女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」が上演中という活躍ぶりだ。

演劇雑誌のライターは語る。「やはり母親として涙ながらに真摯に頭を下げた謝罪会見のイメージが悪くなかったんだと思います。
女手一つで子供を育ててきたという苦労人のイメージも、世間の同情を買うことに成功したのではないでしょうか。
結果的に不起訴になったことも、当然大きいとは思いますが」

女優生命最大の窮地を乗り越えたが、ここに来て暗雲が立ち込めているという。
「8月に行われた主演舞台の会見で、事件についてメディアへの恨み節を連発しましたが、アレはまずかったですよね。
世間的には『本心はまったく反省していない』というイメージを抱かせてしまいましたからね」(同ライター)

言い分はあるにしても自ら事件を蒸し返した形だが、そんな高畑の“暴走モード”に頭を抱えているのが所属事務所だ。

「われわれも、取締役の一人である高畑さんの功績も考慮し、必死に事件の“火消し”に奔走してきたが、
こうした発言で、水泡に帰すかもしれないのです」(所属事務所関係者)

先日は高畑が月刊誌で手記を発表しようとするもお蔵入りになったと一部で報じられたが、さらにはこんな話も…。

「実は今回の主演舞台の会場に、息子を連れてこようとしたそうです。
復帰の足掛かりにしたかったのかは分かりませんが、これには、さすがにウチの幹部も『
そんなことしたらマスコミの餌食になるだけだ。バカなことを言うな!』と猛反対。
すると『私たち親子の味方だと思っていたのに!』と逆ギレし、以来その幹部とは口もきかない仲になってしまったそうです」(同関係者)

周囲も困惑する“暴走モード”で将来的な独立まで噂されるが、果たして…。

http://news.livedoor.com/article/detail/13779978/
2017年10月21日 16時58分 ZAKZAK(夕刊フジ)

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