俳優清水良太郎容疑者(29)が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことを受けて、
12日、良太郎容疑者の所属事務所社長で、兄の清水友人氏(33)が、都内の自宅前で取材に応じた。

 友人氏は「ご迷惑をお掛けしまして、申し訳ございません。警察の取調中で、事実関係が分かっておらず、
もう少し明白になった時点で、何らかの形で父の清水アキラからお話しさせていただきます」と頭を下げた。
父の清水アキラ(63)や、良太郎容疑者の今後の仕事については「これから慎重に協議してきます」とした。

 友人氏が、10日午後5時ごろに、良太郎容疑者の身柄を一時引き受けたといい、その際良太郎容疑者は
「遊んでいる中でトラブルがあった」といい、詳細を問い詰めても「大丈夫、大丈夫」とはぐらしていたという。
11日午後9時ごろに、自宅に警察が訪れ家宅捜索などが行われ、良太郎容疑者が逮捕されたという。
友人氏は「父もいましたが、直接本人とは話せなかった。(薬物使用容疑での逮捕に)こちらもビックリしている。
尿検査をしたと聞いて、薬物のことが頭をよぎったけれど、まさかそこまではと思っていた。私たちも
報道で知っている状況です」と話した。

 自宅や事務所が同じ敷地内にあるものの、それぞれに家庭があり「外出の状況までは、すべては分からないです」と
しながらも「仕事柄、いろいろな曲を聞いたり、(ものまねのための)録音をするために昼夜問わず、
出掛けることはありました」。それでも、特に結婚後は女性トラブルなどはなかったという。

 良太郎容疑者は今年2月に、写真週刊誌に違法カジノ店に出入りした違法賭博疑惑を報じられ、
芸能活動を一時休止。6月に都内でライブを行い、仕事復帰したばかりだった。友人氏は
「これから頑張っていくという様子でした」。兄としての良太郎容疑者への思いを問われると
「仕事も一緒にしているし、弟でもあるので信じてあげたい気持ちもあるけれど、検査の結果が
そうなったのであれば、認めるところは認めてほしい。まずは人であれと言いたい。
親の甘やかしとかいろいろあるかもしれないけれど、彼自身が甘いと思う」と厳しい表情で話していた。

日刊スポーツ
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