武田修宏の直言!!

本当にこんなサッカーでW杯を勝つことができるのか。いや、勝つつもりなのか。そんな疑問ばかりが大きくなるだけの試合だった。

ニュージーランドは守備に特化したタイプで、全体のレベルが高いわけではない。
そのチームを相手に、攻撃はすべて個人頼み。1対1を打開できればチャンスになるが、できなければ攻撃の形にすらならない。

ハリルホジッチ監督はポゼッションサッカーを否定し、カウンターサッカーを推し進めていく方針を明らかにしたけど、
ニュージーランドのように引いてくる相手にそのやり方は適切ではないよ。

攻撃陣で先発した大迫、久保、武藤、香川は所属チームの直前の試合で点を取ってきたように、いずれも好調。
なのに、代表チームの試合になるとゴールが奪えない。悪いのは選手ではない。監督に戦術がないのがすべての元凶だ。

日本の良さであるコンビネーションがないし、相手が嫌がる2列目、3列目からの攻撃もない。パススピードも遅い。
最後に何とか勝ち越したけど、あの形は監督が目指すスタイルではないわけだから、結果オーライとしか思えない。

これでW杯を勝てるほど世界は甘くない。もっと心配なのは、日本の良さを消したサッカーをロシアW杯で展開し、
勝てなかった場合に何も財産が残らないこと。そうなると、その次のカタールW杯に向けてはまた一からやり直し。

日本サッカーが停滞することだけは避けてほしいよ。


(元日本代表FW)

10/7(土) 16:45配信  東スポ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000034-tospoweb-socc

2017/10/07(土) 19:04:51.12
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1507370691/