巨人・相川亮二捕手(41)が今季限りでの現役引退を決意し、親しい関係者に伝えていることが2日、分かった。
横浜(現DeNA)、ヤクルト、巨人の3球団で活躍した現役最年長捕手が、マスクを脱ぐ。3日の古巣ヤクルトとの今季最終戦(神宮)が、現役最後の雄姿となる。

ストイックに野球道を追求した相川らしい決断だった。来季も現役を続行する道もあったが、この日までに引退を決意。
親しい関係者に報告していることが判明した。

常に戦いの場を求めてきた。東京学館高から1995年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。
当時、正捕手に谷繁元信(前中日監督)がいたため、出場機会に恵まれなかったが、強肩と強打を武器に頭角を現し、定位置を獲得。
2004年アテネ五輪、06年、13年のWBCに出場するなど、日本を代表する捕手に成長した。

08年オフには大リーグ移籍を目指すも交渉がまとまらず、ヤクルトにFA移籍。
09年には左脇腹肉離れもクライマックスシリーズに強行出場するなど、若手の多いヤクルトの屋台骨を支えた。

14年オフには「最後まで一線で勝負がしたい」と定位置争いの機会を求めて巨人にFA移籍した。
「駄目なら身を引く覚悟」と臨んだ今季は7月30日のDeNA戦(東京ドーム)で球団史上最年長(41歳0カ月)でのサヨナラ打を放つなど強打は健在。
ベンチでは小林、宇佐見に技術、精神面のアドバイスを送る姿が目立っていた。

球団は高く評価していたが、シーズン終盤には「小林や宇佐見を心から応援する自分に気付いた」と漏らしていた。
戦いを求め続けた男だからこそ、ユニホームを脱ぐ決意をしたようだ。

今後については未定で近日中に引退を表明するとみられる。3日は古巣ヤクルトとの今季最終戦。
チーム最年長の相川が、23年間の現役生活に別れを告げる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00000503-sanspo-base
10/3(火) 5:00配信

https://www.nikkansports.com/baseball/news/img/iza-bb-150708-01-ogp_0.jpg

http://npb.jp/bis/players/41443880.html
成績