ていうか、真実が明らかになったらどっちが困るか、なんてのはもうみんなうすうすわかってんだろう。
たつきがつぶやいて、制作委員会は早々に公式見解を出した。
細かい事実については判明しないが、なかば、ヤオヨロズは権利泥棒の業界ゴロだ、といっているようなものだ。
仮に制作委員会のいっていることが嘘なら、間違いなく名誉毀損ものだよ。
ヤオヨロズは業界ゴロだと悪評を立てられているんだから。今後の仕事にも差し支えるだろう。

公式見解が嘘ならば、ヤオヨロズは一刻も早く否定しなくてはならない。
アニメ本スレで馬鹿が騒ぎ立てるよりも前に、「不適切な権利利用なんてしていない」っていわなきゃいけない。
でもまあ、未だになんの音沙汰も無しだ。火を付けたのはたつき側なんだから、いまさら公式に気を遣う必要もないのに。
ヤオよりもはるかに調整が難しいであろう制作委員会公式はたった一日で返答したのにな。

その時点で結論が出ているようなものだろう。
事実関係が判明すれば困るのは、ヤオヨロズ側。
たつきが煽らなければ、おそらく制作委員会もしれっとスタッフ交替を表明しただけですんだだろう。
今回はたつきが煽ったことで、業界内で「あいつらは業界ゴロ」みたいなイメージがくすぶり続けることになるだろう。
もう仕事来ないよ、ヤオヨロズは。