■リーガMX第8節 パチューカ 1−3 グアダラハラ

パチューカ:ハラ(67分)

グアダラハラ:ペレス(16分)、ロペス(31分)、フィエロ(36分)

リーガMX第8節が9日に行われ、パチューカとグアダラハラが対戦した。

リーグ前期において不調に陥る名門同士の対戦。パチューカに所属する日本代表MF本田圭佑は、代表戦での長期遠征から帰ってきたばかりだが、先発に名を連ねた。

開始早々にパチューカにビッグチャンスが訪れ、オープンな試合展開を予感させる。そして先手を奪ったのは最下位に沈むグアダラハラ。コーナーキックの混戦から最後はこぼれ球をマイケル・ペレスが蹴り込み、先制点を奪う。

さらに31分、36分と動きの鈍いパチューカを尻目に、グアダラハラが追加点を挙げていく。トップ下で先発した本田も、疲れからか精細を欠く。ミスからボールを失い、ファウルで止めてイエローカードを受けてしまうシーンも。

前半で3点差とされたパチューカは、後半に入ってもリズムを取り戻せない。本田もゴール左からのFKという絶好のチャンスで大きくふかしてしまうなど、得点の匂いを漂わすことはできない。

ホームで何とか意地を見せたいパチューカは、67分に1点を返す。左サイドからエリック・グティエレスの正確なクロスに途中出場のフランコ・ハラが頭で飛び込み、ネットを揺らす。

本田は直後の73分にジョゼ・マルティネスと交代で、ピッチを退く。加入後初スタメンとなったが、大きなインパクトを残すことはできなかった。

79分にはパチューカのディエゴ・アロンソ監督がスローインの際に相手選手を小突き、退席処分に。反撃したいパチューカだが、指揮官を失い、勢いは下火になってしまう。

結局スコアは動かず、3−1でグアダラハラが勝利。敗れたパチューカは8試合で4勝4敗となっている。一方、リーグで唯一未勝利だったグアダラハラにとっては今季初の白星となった。
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