日本サッカー協会(JFA)は5日、今月20〜24日にインドネシアで行われる「AFC U-16選手権2018予選」のU-15日本代表メンバー23人を発表した。

 日韓W杯が行われた2002年以降に生まれた世代で構成されるU-15日本代表は、2019年に行われるU-17杯を目指すチーム。この大会はW杯に向けた1次予選にあたるもので、20日にグアム、22日にシンガポール、24日にマレーシアと対戦する。

 2002年早生まれは、2世代上のU-17日本代表にも選ばれていたモンテディオ山形ユースDF半田陸、鹿島アントラーズユースの高身長GK山田大樹ら5人が選出された。

 2003年生まれでは、夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で優勝したサガン鳥栖U-15のDF中野伸也が唯一、選ばれた。同大会で準優勝に輝いた清水エスパルスジュニアユースからは初招集のFW小塩拳生を含む最大5人が入った。

 チームを指揮するのは横浜FCなどで活躍した有馬賢二監督。JFAを通じて、「選手たちにとっては、日本代表として初めての世界に向けての戦いとなる。もちろん予選突破が目標だが、自分たちからボールを奪いにいき、またアグレッシブにゴールを奪いたい。3月から4回の海外遠征を重ね、今後世界で戦い抜いていくため世界基準を常に意識し、自分たちの基準を少しずつ積み上げてきた。予選の3試合で持てる力をすべて出し切れるよう、選手・スタッフと共にチャレンジする」とコメントしている。

 U-15日本代表は11日から国内合宿を開き、鹿島ユースとトレーニングマッチをした後、インドネシアへ向かう。

選手、スタッフは以下のとおり

■スタッフ
団長:西野朗
監督:有馬賢二
コーチ:廣山望
GKコーチ:水原大樹
コンディショニングコーチ:中馬健太郎
総務:上田達也
主務:渡邉大

■選手
▽GK
山田大樹(鹿島ユース)
佐々木雅士(柏U-15)
ジョーンズ・レイ(大宮ジュニアユース)

▽DF
半田陸(山形ユース)
田島詳基(清水ジュニアユース)
田中芳拓(清水ジュニアユース)
鈴木海音(磐田U-15)
植田啓太(横浜FMジュニアユース)
菅原一真(FC東京U-15深川)
佐古真礼(東京Vジュニアユース)
中野伸哉(鳥栖U-15)

▽MF
山内翔(神戸U-18)
荒木遼太郎(東福岡高)
西川潤(桐光学園高)
青島健大(清水ジュニアユース)
横川旦陽(湘南U-15平塚)
近藤蔵波(C大阪U-15)
成岡輝瑠(清水ジュニアユース)
角昂志郎(東京武蔵野シティFC U-15)

▽FW
吉田有志(C大阪U-15)
中野桂太(京都U-15)
青木友佑(FC東京U-15深川)
小塩拳生(清水ユース)

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