アメリカに遠征し4か国対抗戦に臨んでいるサッカー女子の日本代表、なでしこジャパンは30日、サンディエゴでオーストラリアと対戦し、2対4で敗れました。
世界ランキング6位の日本は、引き分けに終わった初戦のブラジル戦から先発メンバーを7人入れ替えて、ランキング7位のオーストラリアとの試合に臨みました。

日本は前半6分のコーナーキックのチャンスから、最後はフォワードの田中美南選手が体で押し込んで先制点を挙げました。
しかし、11分、オーストラリアの素早い攻撃を止められず、フォワード、サム・カー選手にゴールを決められ同点とされました。
日本は、このあと再びカー選手に勝ち越しのゴールを許し、前半終了間際にもカー選手に決められ突き放されました。
後半17分にも失点し、3点差をつけられた日本は、試合終了間際のアディショナルタイムに、途中出場のフォワード、籾木結花選手のゴールで1点を返すのがやっとで2対4で敗れました。

日本の4失点は、去年、高倉麻子監督が就任後最も多い失点です。
日本は、3日に行われる4か国対抗戦、最後の第3戦でランキング1位のアメリカと対戦します。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170731/k10011081281000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_009